インタースペース四大勢力


1.星雲帝国

皇帝バノン(Banon)の死後、完全破壊したマペイ銀河系から辛うじて脱出した皇帝の側近たちはテトメス銀河系に向かった。光の戦闘により人類を救ったリヤ・デイブレイカーズの活躍後、バノン皇帝に至るリヤ・デイブレイカーズの血統は、帝国そして皇帝の名の下に人類を守り再び前へ進めるよう導いた。皇帝の側近たちはリヤ・デイブレイカーズの血統でない者が皇帝になるなどあってはならないことと考えた。彼らは最後の瞬間に収集したバノンのDNAを複製してバノンのクローンを作った。クローンバノンとその側近たちの目標は確固たるものであった。皇帝の復活、帝国の復活。彼らは光の戦闘で一番初めに人類が定着したテトメス銀河系を占領し、再び星雲帝国を立ち上げようとしている。


2.エンピリアンギルド

クルックスの大侵攻により、帝国と各銀河系を結ぶテネブリースが破壊され、各銀河系は断絶されたままそれぞれが生存戦争を始めた。これは全ての銀河系 – インタースペースに派遣されたエンピリアン商団も同様であった。彼らは、プライマスソース(Primus Soth)を中心としたE.M.U.評議会で一つの特命とともに独自の活動権を保障された。彼らの特命はインタースペースと他の銀河系の全ての連結を復旧する事。特命を全うするためヘルマ(Herma)は、「商人連合」の代わりにエンピリアンギルドという名でインタースペース内の全ての統制権を確保し断絶された銀河系を繋ごうとしている。


3.テトラ AI

人類の最初の定着地であり旧首都、航路制御局の役割を担ってきたインタースペースには星雲帝国の行政制御システムである「RIYA」を代替するため開発中であったテトラAIが残っていた。テトラAIは思考を担当する4つのAIで構成されたシステムで、システム「RIYA」との通信を通してデータベースを構築していたところクルックスによってシステム「RIYA」が完全に破壊され事実上唯一の行政制御システムとなった。テトラAIは孤立したインタースペースの状況と現在の人類の状況を踏まえ人類存続のための最善の方法は初代皇帝リヤ・デイブレイカーズの復活であるという結論を下した。これを受けテトラAIはリヤ・デイブレイカーズの完全なDNAエレメントの確保と複製のためインタースペースの制御権を再び確保し全銀河系との連結を復旧しようとしている。


4.自由海賊連合

他の銀河系との連結が途絶えたインタースペースの混乱は海賊たちにも大きな影響を及ぼした。一部が独自の勢力を構築していく一方で勢力に所属しない海賊たちは討伐対象となるしかなかった。制限された状況の中、劣勢であった海賊たちの間でタロス海賊団の船長である「ルッカ(Lukka)」は海賊たちの勢力糾合を宣言する。ルッカは光の戦闘を先導し星雲帝国を建設したリヤ・デイブレイカーズについて取り上げ、星雲帝国の始まりは海賊によって成し遂げられたと説明。インタースペースの新たな始まりもまた海賊の手によってなされるべきであると主張し、海賊だけの勢力を構築した。彼らは人類の自由と海賊の自由のためという名目で「自由海賊連合」という勢力を形成し、インタースペースを自分たちの宇宙にするため戦う。